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ももことりっぷ in ホノルル 3 もも [どうでもいいこと]

熱くなるであろう、大きな稽古場に移動する前のお休み。何故か、カッターが我が家にないことに気付き、足をのばしてホームセンターへ行ったら、何故か、カッターを買わずに「パイプハンガー」と「ずれ落ちないハンガー」を買ってしまった……ども、お家に帰って「フンガァー!」と叫んだかもしれないフランケン・ももこ、こと、岡田さつきです。

「カッター」と「ハンガー」---のばす「-」の部分しか合ってない…。 どこでどうしたらこうなるんだろう? しかも、ホームセンターを出たとたん、屋台の焼き鳥屋の匂いに誘われ「鳥かわ、3本、塩でください」---考えるより前に注文してるし……私、買い物は早いんですけど、買う物を間違えるようです(ToT)。 でも、この町、栄えてから初めて来たけど面白い。また来ようっと!

さて、そんな鳥かわ好きの私。 ロイヤルハワイアンセンターの9個のワンタンとノビノビしたラーメンを食べて胃もたれです。大雑把だなぁ。大雑把な私が言うんだからよっぽどだよ(^^;)。

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しかも、胡椒とかしょう油とか、ここから取れってことなんだろうけど、またデカイっ!

やってきたワイキキは、忘れてたけど、クリスマスシーズンで各ホテルが他に負けじ!とばかりにキラキラデコレイトされてる。

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うん…これは予想外だった。キレイだった。 日本のとなんかちがう……やっぱり……ちがう。

日本のクリスマスは「お祭り」だけど、きっと、真面目な信者が多いお国では、静かに 暖かく 迎える日なんだな、と納得。

ふと、本当に一人だと実感する夜。街に一人の男子はいるけど、一人の女子はまずいない。いたとしてもお家に帰る現地の人ーーー。暖かい雰囲気の中、楽しそうに明日の予定を相談する彼女たち(はっきり言って90パー日本人だからね(^^;))。すげぇ。私、一人だ…。しかも、ここに来てることを誰にも言ってないから「こんなことがあったのぉ~!@(>o<)@」とメールすることも出来ない…。やばい…初日の夜からホームシックか、アラフォー?

初めての一人の海外ーーー思い出すのは、劇団「空晴」の川下ともちゃん。一人旅の最中に不幸な事件に巻き込まれてしまったけど、きっと、私が今感じているようなドキドキやワクワクをいっぱい感じてたんだろうな。

旅に行くことを語ってくれたともちゃんの笑顔を私は忘れられないでいた。そして、ある日、台所で洗い物をしてる後ろから流れてるニュースでともちゃんの名前が出たーーー。その後、夕食を作るのを忘れた。

でも、今、やっぱり思う。ともちゃんはたくさん楽しんでたんだと。

ちょっと寂しくなりそうだったけど、私も楽しもう!心のつぶやきはともちゃんへ送ろう!

そう、私の大好きな遠藤淑子さんの漫画の中にも「無人島で一人になるのは怖くないけど 集団の中で孤独でいるってことがたまらない」(心の家路)ってセリフがあった。全くもってその通りだと思う。

ここは……ワイキキで……うじゃうじゃ日本人がいるけど……ここは……きっと、無人島っ!!

そうだ。そう考えると日本で自分の居場所がわからないようなトコにいるより、楽チンじゃねぇか!

 フリーダム、万歳!旅の恥、かいてかいてかなぐり捨て!

よぉし、明日に備えシャワーでも浴びるかっ!

…………って、オイ………。なんなの、このシャワー?「チョロチョロ、ジョー、チョロ」

ここは古いホテル。そして8階。うっすら予想もできた気がする…。温度もほぼ…水。

これは無理だろ?私は洗面台で髪を洗った。だって、こっちの方が出るんだもん。

次の朝、早速フロントに電話をする。ここには日本語のスタッフがいるはずだが、今、いないと言う。めちゃめちゃ片言で、とにかく、バスルームを見に来てくれ!と頼む。

見に来てもらっても片言しか喋れないのにどうするんだ、私? あ、でも、部屋を替えてくれるかもしれないから、荷物をまとめとこ!-----全てをトランクに入れて、鍵を閉めた。そして、ーーーーートランクの鍵も入れたーーーーー!!!

早速、フロントに電話をする。今度は日本人スタッフがいた。「すみません、トランクの鍵をトランクに入れて閉めちゃって……あの、空港で開けられるようになってる鍵なんですけど、開けられませんか?」「ちょっと…わからないんですがぁ…とりあえず、係が伺いますね」

ちょっと落ち込みMAXだよ?確かに「旅の恥はかき捨て」だけど、この朝の始まりはなんなの?

「コンコン」---まず、シャワーの調子をみにきたジェフ(私、命名)が来た。 が、シャワーを出してみたら、昨夜よりは出る。「オーケーだろ?」とジェフが言う。 「時間によって出にくい時があるから、時間を変えれば?」とか言う。 私は「ノー!」と言った。「私の時間をシャワーを待つ時間にしたくない。今すぐ修理するか、部屋を替えてくれ」と、片言で。 「でも、今はこれだけ出てるから修理する必要はない」---!!!!「日本で、コレ、あり得ないからっ!」---と、言いたかったが、「あり得ない」を英語に変換できなかったので、「みたことない!」としか言えなかった。「日本のホテルに行ったことありますか?日本のホテルでは、これシャワーじゃないです!」 そして、シャワーを昨夜の状態にして「これ、昨日、こんな感じ。何?これはコーヒーメーカー?」ーーー向こうでもコーヒーメーカーというのか知らないが、通じたようで、ジェフは笑って、「ノー、イッツ、シャワー、オーケー」と言って、どこかに電話していた。 そして、「今すぐ修理することは出来ないから部屋を替えるのでいいか?どんな部屋がいいか言ってくれ」---「シャワーが…ウワァァァl-(ジェスチャー)って部屋」---「ガッハハ!オーケー!」

すると、「コンコン」--あ、鍵を開けに来た人だーーー。

「ソーリィー、これなんですけど…、開けられます?」とトランクを出す。

ジェフが「やぁ、どうした?」と彼に話しかける。「トランクを開けて欲しいらしい」と彼が答えると、ジェフが私に「トランクの鍵はどうした?」と訊くーーー「えへへ(^^;)、この中」とトランクを指さすとジェフも彼も私も大爆笑だった(^^)。ジェフは「やっちまったな、ベイビー」みたいなことを言って帰って行った。ベイビーって言われたよ、アラフォー(^^;)。確かにベイビー級だね(ToT)。

鍵を開けに来た彼(おっちゃんだけど)は、「やったことないけど、やってみよう」と言って、何やら細い工具を出してカチャカチャやりだした。---えっとぉ、それは…日本ではテレビでモザイクがかかる鍵開けのグッズぢゃねぇっすか?と言いたかったが、私にはハードルが高い。

が、----開いた!!!彼も初めてだったらしいので、ものすごく喜んでいた!

「時々、いるんだよ。トランクの鍵、中に閉まっちゃう人!でも、この鍵は初めて開けたよ!ありがとう!」---お礼を言われる私ーーー。こちらこそありがとう、ルパン(今、命名)。

フロントに行くと、帰りまでに新しい部屋を用意して、荷物も移動しておいてくれるそうだ。ラッキー。

ーーーーと、思ったけど、実は、鍵はその後、自分が厳重に持ってたことが判明する私。

ルパンに無駄なチップを払っただけだった。でも、3人で大笑いできたからいっかぁ(^^)。

で、とうとう、自分が行かなきゃいけないところへ行く。

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読めますぅ~?「ホノルルマラソン」って。

あんなに皆のいないマラソンを嫌がってたのに(だから、皆って誰?)、一人で来ちゃったよ。

え~?準備ですかぁ~?してませんよっ!----続く

 

 


2010-05-03 00:45  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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