稽古休みの過ごし方(菅野) [『ゴールデンスランバー』]
皆さまお久しぶりです.
寒くなるとやってくる小さいおじさん事,菅野です.
本日は1週間に1度の稽古休みの日でした.
芝居を観に行ったり,体のメンテナンスをしたり,お休みの過ごし方は本当に人それぞれです.
斯く言う僕はと言いますと,なるべくフィールドに出る事にしています.
人工的な物に囲まれていると息が詰まってしまうタイプなので,自然の中で気持ちをリセットして新たな週に向かう,というのがここのところの僕のリズムになっています.
という事で,11月とは思えない日差しの中,今日も自然観察会の講師として自然を満喫してきました!!
そしてせっかくの稽古休みなので,アクターズブログもいつもとガラッと雰囲気を変えてお届けしたいと思います.
今日の観察会で出会った鳥たちのご紹介で~す!!
…え?なんでそんな事するの,ですか?それは…,今日がお休みだったからで~す!!
お芝居のお話もちょっとだけ,お,や,す,み,です!
(注:稽古中の面白いエピソードが特に浮かばなかったからなどという事は…ほんのちょっとしかありません)
という事で,早速!!
冬といえば,やっぱりカモですよねぇ~
この子達はヒドリガモのカップルで,手前の綺麗な方がオスです.冬になれば割りと簡単にあちこちで見る事が出来るカモです.
オスは頭の黄色がチャームポイントで,ピューン!とキュートな声で鳴きます.
頭の形も特徴的なので,慣れるとシルエットでも識別できるようになります.
このカモはオカヨシガモ.一見地味なのですが,この後でじわじわくる渋い色と模様が良くって,僕が1番好きなカモなんです.
写真だと見にくいのですが,お尻の部分が黒いのが特徴です.
観察会では,黒いパンツを履いたカモ,と覚えて頂いています.
因みに黄色いパンツを履いたカモ(コガモ)もいます.
この子は僕のサインになっているコサギです.コサギと言っても子供のサギではなく,小さいサギという意味です.
コサギがいるので,当然ダイサギという鳥もいます.そして,チュウサギという鳥もいます.
まぁ,ここまでは良いんですが,チュウダイサギというふざけた名前のサギもして,しばしば命名した方に一言申し上げたい気分になります.
因みに,シラサギまたはシロサギという名前のサギはいません.
それなのに,クロサギという名前のサギはいます.
更に言うと,クロサギはその名の通り真っ黒なのですが,白色型というのも存在して,つまり真っ白なクロサギがいます.
も~,なんざんしょって感じです.
さて,そのコサギ,普段はシュッとしているのですが,今日は虫の居所が悪かったらしく,途中,頭を逆立てて何かに抗議していました.
その姿がこれ(笑)
でも,何がそんなに気に食わなかったのかは分かりませんでした.
観察会で人気者なのはやっぱりカワセミです.
今日は長い時間見やすい所にいて,沢山サービスしてくれました.
何度も同じ場所を行き来してくれるので,このような飛び立つ姿もとらえる事が出来ます.
もう一方の人気者は,ワシやタカなどの猛禽類.この子はノスリですが,今日はその他に,チョウゲンボウ,オオタカ,ミサゴ,トビが出てくれました \(^o^)/
反対に,観察会の講師泣かせなのが,カイツブリの仲間.直ぐに水の中に潜ってしまうので,
「あっ!あそこにいるのが……,いたのですが,今ちょうど潜ってしまって…,え~と…,あっ!出ました出ました!あっちに出たのが……,出たのですが,また潜ってしまいまして…」
などと,歯切れの悪い案内が続く事になります.
この2日酔いの朝のような真っ赤な目をしたの子はハジロカイツブリ.
そしてこのスラッとした子はカンムリカイツブリ.なかなか大層な名前ですよね(笑).
カイツブリの仲間は夏羽と冬羽で全然いでたちが違うので是非調べてみて下さい.
写真の2種は両方とも冬羽です.
夏羽を見たら,きっと,
うげ~!
って言いますよ(笑)
最後に普通種も.
この子はハシボソガラス.カァーカァー鳴くハシブトガラスと違って,ガーガーと濁って鳴くので,声だけでも直ぐに区別が付きます.
もちろん,名前の通り,嘴もほっそりしています.
ハシブトガラスと違って,単独~数羽でいる事が多く, 酷い悪さもしないし,顔もかわいいので結構好きです.
カラスかぁ~などと言わず,観察してみると結構面白いですよ!おすすめします!
といった感じで,駆け足で本日の観察会の出演者諸君の一部をご紹介させて頂きました.
本日の総出演者は49種,まぁまぁの顔ぶれでした.
皆さんも興味があったら是非参加なさって下さいね~
明日からまたゴールデンスランバーの稽古頑張ります!!
(そして次回のブログ迄に稽古中の面白いエピソードをあたためておこう…)
劇場でお待ちしています!!
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