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ありがとうございました光の帝国(関根) [『光の帝国』2017]

役者ブログを、ご覧の皆様こんにちは。早速「光の帝国」ロスな関根翔太です。

北千住、立川、秩父、豊川、阪南、廿日市、鳥取、西梅田、所沢、新潟と回ってきた「光の帝国」も皆様のおかげで無事に、千秋楽を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

僕は去年の「嵐になるまで待って」に続いてグリーティングシアターに参加させて頂いた訳ですが、今回、再会の喜びを強く感じることができました。去年と同じ場所で芝居が出来ること。これは有り難いことです。奇跡です。また再会出来ることを願っております。
そして、初めましての場所も僕たちを温かく歓迎してくれてありがとうございました。

ちょっと僕個人の話をしますね。今回僕は初主演だった訳ですが、どこか主演だぜ!って感じになるのが嫌だったのと、でも主演ぽくならないとダメだよなと思っていた所もありました。
初演を越えなくてはと気負っていた部分もありました。でも、途中から出演者全員と会話が出来ることに気付いてからもう少し皆に寄りかかってみてもいいのかなと思えるようになってきてから楽しくなったのを覚えています。

ここからは完全に主観です。

森さんが演じた記実子は、強さの中に姉弟ならではの隙みたいなものがちゃんとあって、こんな姉だったら弟の僕はこうするだろうなと自然に考えることができました。そして心の支えでした。
鍛治本さんの悠介さんは稽古~本番にかけて物凄い勢いで変化していってました。光紀としては10年ぶりに悠介さんに会う訳なんだけども、いつもどんな悠介さんに会えるのか楽しみでした。
原口さんの猪狩先生は居心地がよかった。光紀にとってもあんな大人には出会ったことなかったと思うし、新しい刺激をくれた人でした。「逃げるんじゃない」と毎ステージ言ってもらえたのは僕の宝物です。
毛塚さんの貴世誌は本当に優しさが滲み出ていて、ワガママを言えるお父さん。いつも光紀のことを気にかけてくれていました。縁の下の力持ち。
家納さんの里子には意志の強さを感じていました。常野の一族が、実は本当にどこかにそんな一族がいるんじゃないかと思わせてくれていました。一家の大黒柱。
春世さんの今枝先生は熱い。とにかく熱い。光紀的にもこんな熱い先生は初めてで最初は暑苦しいと思ってたんだけど(笑)少しずつ少しずつ、そんな熱い部分に心打たれるようになりました。なつみさんは真逆、テキパキしている。まさに仕事が出来る人、相対する難敵でした。
金ちゃんの塩釜さんは高飛車でプライドが高くて計算高い。小学生の光紀にとっては中々手強かった(笑)美千代さんは誰よりも猪狩家のことを考えているように見えていました。先生をしまったときに見えた美千代さんが言っていた「お母さんのようには出来ないかもしれないけど、私も頑張るから」を聞いて、お母さんが亡くなってからの美千代さんの努力をいつも想像していました。
竹鼻の石巻くんは清々しい。思い切りの良さがある。あんな友達いたら楽しいだろうなー面倒くさそうだけど(笑)康介は正義感が強くて、お父さんのことが大好き。「俺だって頑張れば医学部に行けるさ」っていう言葉はお父さんのための言動。悠介との反発にもお父さんを誰よりも思うからこそのものがあったんじゃないかなと見ていました。

と、ここに書けたのはほんの一部ですが、光紀をやれたことで、共演した皆さんからたくさんのものを頂きました。名残惜しいですが、頂いたものは引き出しにしまって、次に進もうと思います。
僕は忘れないんです。

またどこかの劇場でお会いできる日をたのしみにしています!ご来場誠にありがとうございました
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2017-11-08 15:46  nice!(0)  コメント(0) 

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