『君鼓動』のみんなが札幌公演千秋楽を迎え、バラシをした今日(4日)、私は池袋で仕込みをしていました。
ご無沙汰しております。弾丸MAMAER(ダンガンママー)という劇団に客演中の坂口理恵です。

不思議です。「仕込み」と言ってもサンシャイン劇場ではなく、そのすぐ近くの劇場「あうるすぽっと」です。
仕込みの朝といえば、9時です。ぼーっと池袋を歩いていると、うっかりサンシャインシティに吸い込まれていきそうな自分がいます。

だから仕込み中「おはよう!」と挨拶を交わす相手が、キャラメルの劇団員ではない事が不思議です。一緒に舞台装置を運んでいる相手が、キャラメルのスタッフさんでないことが不思議です。
しかも、楽屋の窓からはサンシャインの文化センターが見えます。
「何だ……何だこの感覚は?」
とうろたえていると、音響チェックでかかった曲がドナルド・フェイゲン!?
キャラメルの仕込みの時と同じ曲!

私はホームシックなのか……!?
帰りたいのか?
でも、やつらは旅に出てしまったぞ!?
おかぁ~さぁ~ん!!

そんな気持ちを振り払い、ホームではなくアウエー(←敵地じゃないけど)で、久しぶりに頑張ります。というわけで、客演のご案内をさせてください。

『昭和スキャンティ』作・演出 竹重洋平
11月6日(木)~10(月)
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)


 6日(木)19時
 7日(金)14時・19時
 8日(土)14時・19時
 9日(日)13時・17時
10日(月)19時

昭和33年、売春防止法が施行された時代。東京下町のBARで女給と称して働く、明るく逞しい売春婦たちのお話です。

今回『君鼓動』の人たちは、ツアー中で観に来てもらえないのです。
なので、ホームシックな坂口をぜひぜひ応援しに来てください。
当日、受付で「坂口理恵の紹介で来ました!」と言ってもらえたら、当日券¥4500のところを、前売り料金と同じ¥4000にします。

そんなこんなで、私も池袋で頑張りながら、みんなが帰ってくるのを待とうと思います。
あー、今日は寒いなぁー。
次の神戸も寒いかなぁ?
みんな、風邪引くなよ~。
へ~っ、くしぃっっ!!


坂口理恵