ももことりっぷ in ホノルル 7 もも [どうでもいいこと]
すみません、すみません、すみません。そして、三浦(顔面ホームベース)剛君、センイル、チュカエヨ!(生日、祝賀です)
忘れてた訳じゃないんです。書かなきゃ、書かなきゃって思ってました。当初の予定では先々週くらいに「コレ」を書いて、今日くらいに終わる予定だったんです。
「ももことりっぷ」---カテゴリーの「どうでもいいこと」を遡ってください。
何故、今日あたりを最終回にしようかと思ったのか……
はい。「ホノルル・マラソン2010」のエントリーが始まりました!これを読んで挑戦したくなった方、どうぞ!
すみません……アドレスコピーできません……。ども、ちょっと「ヨンハ・ショック」から抜けきれない「ももこ」こと 岡田さつきです。CSC福岡のヨンハファンの皆さんは、大丈夫でしょうか?
ハワイといえば、ヨンハにも思い出がつながる場所ーーー走ってる間、「あ、ココ、DVDに映ってたトコだ」なんて思ってたんですよねぇ…。
じゃ、元気に走り出した(歩きだした)、私のマラソン記、スタートです!
そう、人が多くて走れないから歩きだした私。
15分くらい歩くと、大分バラけるので、やっと走れるようになりました。空を見上げるとそれはそれは美しい、細くて消えそうな三日月ーーー写真撮ったけど、ダメだ。早く、携帯でも天体写真が撮れるようにならないかなぁ~?とか思いつつ、真っ暗だからコケル。
本当に暗いっ!私は「世界一のトリ目女優」なんだよ?チッコウテープ貼ってよっ!!
「…!んんがぁ~~~!」----前になにやら障害物があって、慌てて跳びこした!
車に轢かれたハト……危なかった……蹴飛ばすとこだった…道路の真ん中に。
こんなこともあるんだ、ハワイ…と思いながら、また走り出したら、後ろの女子がソレを携帯で撮っていた。---それは、なんかチガクねぇか?
ふと、思い当ったーーー皆、いろんな意味でハイになってるーーー。もちろん、イベント・ハイもあるだろうけど、これは…寝不足のハイと、暗闇のハイだ。
そう、夏の花火大会とか、学生時代に「テスト勉強を一緒にするから」という理由で、友達の家に泊っちゃう時とか、修学旅行の夜、星を見にそっと外に出たら、意中の異性のいるグループとバッタリ…みたいな………(ホントかよっ?)
とにかく、なんでかトキメキ汁を感じる「ハイ」なのだ。私は一人だぞ?何をトキメきゃいいんだ?
なので、冷静に周りを観察するーーーおい……上半身だけタキシードの男がいるぞ…隣りは…
ベールでミニスカ・ウェディングドレスの彼女(いや、だからミニだから!)ーーーウェディング・ランですかっ?!その手がありましたかっ!(←どの手だろうとオマエには関係ない)
おお!このマラソン、仮装率が高い……仮装好きな、コスプレ好きな日本人が多いからこうなるのか?ウェディング・ラン・カップルはもう1組いましたねぇ……私はこれはイイや……。
人さまの幸せにケチをつけながら、私は走る。とにかく、1、5㌔走ったあたりで海から朝日が昇るとこを見れるはずなんだ。第一の目標はソレ!スタート15分後に出発して15分歩いちゃったから、ちょっと遅れてるんだよね…。まぁ、時計は携帯な私、あんま見ないけど、先を急ぐ。
あ、知らない間にワイキキに着いてた……暗いから全然わからなかった…。
灯りの消えてるこの通り、別の顔だね。
そして、ゴール地点でもあるカピオラニ公園の横を走る。この辺りで、走るつもりの人と、ただの記念ランの人がわかる。ちょうど10キローーーちょっと運動もしてる人なら1時間、走ったくらい。
私、私、ワタシである。少し、頑張ったのでピッタリ一時間。自分の腹時計(?)にうっとりだ。
記念ランの人は、ここで歩き出す。10キロの表示に安心するのだろう。が、私は走る。朝日が見たいからっ!で、頑張った!間に合った!
びゅでぃほーー!いや、空が赤くなり始めた時には、その撮影スポットに着いていたのだ。
待ちましたよ、昇るまで。さらに自分と朝日も撮ったけど、思うように撮れないーーーー
みかねた現地の方が、撮ってくれたけど…ハワイの方…デジカメに慣れてねぇな…。
という訳で15分くらい、ここにいたのに「部屋とYシャツと朝日と私」な写真は撮れませんでした。
で、ここさ、山道なんだよ…上りね。しかもさ、この辺りから往路と復路が二車線で分かれてるのね。
私が、写真撮って、さぁ走るぞ、と思ったら、トップバッターが下り走り去った……。
神様、これは…この先、楽勝ってことですか?
それとも招待選手のすごさを知れってことですか?
日が昇ったからには、私も急がねばならん。チンタラ走ってたら、冬なのにコンガリ焼けた嫌みな女になってしまう!
そう、私が一番恐れていたのは「日焼け」だ。はっきり言って、ものすごいリキを入れて日焼け止めしている。顔は真っ白だ。もちろん持ち物の中に「日焼け止めミスト」と「日焼け止めクリーム」が入っている。この走っている「日焼け止めメイク」な私は、あまり近くで見ないで欲しい。R65だ(幅広いな…)。ひたすら走る。
二車線を分けるロープは地元の中学生(?の男子)が持っている。2メートルおきに中男が「ガンバレー!」とか片言でいいながら、若いランナー女子とハイタッチをすることを楽しんでいる。
…求められたので、私もハイ・タッチ…喜ぶ中男…私、41ちゃいなんだけどね…。
上って、下りが始まる。多分、私は25㌔までは歩かないだろう。
荒川タートルハーフマラソン走ったから(詳細はハンドブック2002)、それは、わかるんだ。
15キロ地点で、またトイレがずらっ~と並んでる。ここで一休みな皆さんも大勢いる。
スタート前にトイレを心配した私だが……悟った……。
全部汗になるのねっ!!ーーーあと、何時間走ろうと、トイレに行く気がしない!もぉ、この先、トイレの心配はいらないっ!よし!---初めて給水所のゲータ・レードをもらう。
「うまいっ!」ーー今まで飲んだことあったかわかんないけど、うまいっ!
なんか、箱根マラソンで見たみたいに、走りながら飲んでーーーというのに憧れてたけど、だめだ。
小心者のジャパニーズ・ガールは、道の端で止まって「コクコク」飲んでーーー「すみません、これは…どこに捨てますか?」とゴミ箱を探すーーー。
さらに地元の人が「暑いだろう」と気を利かせてくれて、ホースでシャワーをしてくれているんだが、私、濡れるのは汗だけで十分なんで、ホント、勘弁してくださいっ!日焼け止めクリームが流れちゃうからっ!---とてもロコツにシャワーを避けて走るーーーー。
道の両端には、各旅行会社の応援団がいて、旅行会社が配ったゼッケン(自分で名前をマジックで書くようになっている)の走者を見つけると、その名前を読んで「○○さぁ~ん、頑張って~~」と、パホパホ~っと応援してくれる。(多分、今年、走ったら、「ブブゼラ」吹いてくれると思う)。
よかった……危険を感じて、してこなかった。ちょっと、それは、苦手な感じ。私は、萎える。
一言でも言葉を交わしたことがあるのなら、素直に受け取る応援だけど、走ってる最中に知らない他人から、それも営業で言われる「頑張って」は萎える。自分の好きな応援だけを受け止めたい気持ち。それほど、私はいい感じで疲れてた。
25㌔はどこ?---この表示板を見逃したことが、その後の私の心を弱くする…。
25㌔を過ぎたら、歩いてもいいよ、と自分で決めていたからだ
なんか、テレビ撮影の入ってるチームがあって、それが、私と同じペースで走っていて……このチームを追い越したいのに「テレビに映るかもっ!」と思ったら、前に出れないっ!(ToT)。
カメラの向く方向と別方向に蛇行しながら走るーーー頼む、私は今白塗りなんだ、映さないで!
ところが、そのチームが「きゃぁぁぁ~」と立ち止まった。私も仕方なく、意味なく止まる。
なんだか、誰かと握手している。周りの人も便乗握手してる。ん?…ダレ?
「Qちゃんだぁ~~!」
ちぃちゃ~~い!私は冷静に見つめるだけ……。そのチームの応援に来てくれたみたい。
なんか、有名ランナーに出会えたこの元気で、ぱぁ~~って走りたいけど、前にカメラが…
今の私にゃガメラだよ…。とにかく、前には出れない。25㌔はまだ見えない。
だんだん、本格的に暑くなってきた。---12時前にはゴールしないと、とんでもない、似ても似つかないアグネス・ラムができあがる(オマエのことか?)ーーーー。
多分、25㌔の表示、見逃したな、と私が気付いた頃
地元高校生のバンド応援ーーーそれってさ、既に応援ってか「自分ライブ」だよね?
ところが、ちょうど私が通りかかった時、彼らが歌っていたのは「四月になれば彼女は」のラスト「Every Breath You Take」---私、こういうトコがかわいいの……ちょっと泣いた(自分で言うか?)。
立ち止まって、最後まで聞いて、なんだかキャラメルメンバーの応援をもらった気がしちゃったの(誰も知らねぇよ、あんたが走ってること)。安いヤツ……だな。
でもね、その子ら、次もキャラメルで使った曲をやり出したーーーマワシモノ?
で…私…歩くキッカケを失って…どうしよう…?走るのはとうに飽きたし、疲れたし…
と、思ったら海が見えた!---あれ?海?川?
これを一周したらゴールなのね?
ほら…。また、この女、コース確認してないんだよ……。
「走ってればーーーローマ」の感覚で、地図、見てねぇ。
実は、この湖みたいな湾を一周して復路になるんである。でも、エライのは、とりあえず1周するまで私は、走り続けた。
1周したところで、自分が何キロ走ったかもわからず、ここから復路とわかった瞬間に「ご褒美」で歩き始めた。
すると…これから「湾」を一周する往路チームの中にーーーウーピー・ゴールドバーグーー。
泣いているーーータオルをかけられているーーー相当、辛いらしい。
だから言ったじゃん(心の中で)、あと10キロ痩せてからにしろって…。
頑張って、歩いてでも完走しなね。リベンジなんでしょ。
他人を励ます私の体にも異変はおきている。
足の付け根が痛いーーーー。膝でもなく、足首でもなく、ふくらはぎでもなく、足の付け根が痛い!
腰も大丈夫なのに…こんなトコが痛くなるなんて初めてだ。
ああ、そういえば、マラソンのブログに書いてあったかも…。しかも……腹減った……。
持参の「ミニ・羊羹」を食べるーーーーうまいっ!サイコーーー!
もぉ一個、食うーーーああ、なんで、私、コレをあと10個、持ってこなかったんだろう?
コレ、本当にお勧めですよ!バナナよりいいっ!
でも、すげぇ腹減ってるのに持参のメシはあと「おにぎり」だけ。大事に食べよう…。
で、復路を走ってたら、あったよ…25㌔の表示。
なるほど。スタートから3時間48分ね……って、私には意味なしだよっ!
ここは、復路で何キロなんだよっ?!
でも、どうあがいても、足の付け根が痛い。もぉ走れないーーー普通には。
競歩状態で、テクテク行く。
暑い。---おにぎりを食べるーーーーこれで、もぉ、メシはない。給水所のゲータ・レードオンリーだ。 地元のお父さんが、巨大バケツからゲータ・レードを紙コップに 次から次へと汲んでいる。外人さんだから、腕の体毛がすごい。その腕が、ゲータ・レードの中にズッポリ入ってる。
「この中には、お父さんの毛汁が入ってるんだな…」と、思ったが、選択の余地がないから、飲む。
お行儀良く、道の端で「コクコク」飲む私は、見てしまった……
お父さんが…額の汗をぬぐった、その腕を……ゲータ・レードの中にズッポリと……
「この中には、お父さんの汗も入ってる……」
でも、こんなこと気にするのは私だけだろうな…。道端はこのアリサマですよ。
スポンジと紙コップーーー。紙コップなんか、人々に踏まれ、そのままスイたらまた紙になるよ?ぐらいにグチャグチャになってました。私は律義にゴミ箱を探し続けましたけどね…。
とにかく、ガックリ走れなくなった私。
いつの間にか、TVカメラの入ったチームもバラけ、カメラがいなくなりました。
もぉ、あとは、12時前にゴールすることが目標です。
ゴクウも走ってるので、負けてられません(笑)。
もっかいダイアモンド・ヘッドのすそ野を上り、下りてーーー
ああ、ゴールが見えてきたっ!12時前!良かった!
と、思ったら…私の前に道端から飛び出した人が「あと少しよっ!!」と
めちゃ、ハイ・タッチを求めてくる。---どこの旅行会社の人だろう?
で、「ハイ・タッチ」--- あれ?でも、なんか…見たことあるような……
10メートル走ってーーー「あ!!!」
有森さんじゃないですかぁ!!!!!!
もう、声は枯れていた。私の前の何万人にもハイ・タッチされてたんだろう。
自分も走りきることの辛さを知ってるから、本気な応援ができるんだろうな。
私は競歩を頑張って「走る」にシフトチェンジ。
何十秒しか、かわらないかもしれないけど、もうゴールは見えてる。
無理していいんだ!
本当に こんな体になったのは初めてだ。この足の付け根をどうしたらいいのかわからない。
でも、走ってゴールしました。マラソンだからね。ゴールは走ってた方がいいよね。
ゴーーーール!
で、現地の人に写真を撮ってもらったのですが……やっぱり、ココの人、デジカメに慣れてない。
なので、一苦労あった後にホテルに帰ってからの一枚を……
次回に載せますーーーーえ?----すみません。
この「ももことりっぷ」、あと1回あります。
私が帰る日までーーーだって、お家に帰るまでが遠足でしょ?
お付き合いくださいませ。
あと、ブログ、いい加減始めました。えっと…アドレス……
わかんにゃい(#^^#)。
なんか、「ももん家」とかで検索してみてくださいーーーーホントにこの人は……(--;)。
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