今日も雨だけど…… 坂口
稽古場日記、順調にアイウエオ順に回っています。
サ行に入りました。
坂口理恵です。
稽古も二週目に入り、本日10月6日、二回目の美術会議に出席しました。
美術会議というのは、キャラメルの演出部、そして外部スタッフさん
(美術、照明、音響、衣裳、小道具、ヘアメイク等々)で、
「今回の作品をより良く演出する為に~」的な話し合いをする会議なわけです。
会議冒頭、いきなり舞台装置の模型が登場!
ちょっと、感動しちゃいました(泣)。
前回、第一回美術会議で成井さんが話していたイメージが、
もう、二週間後には立体になって登場ですよ!
この前までは、影も形もなかったものが!
しかも、美しいー!
それを見ながら、さらに会議は進むわけです。
「ここはもっと、こっちに移動させたほうが……」とか、
「材質をこうすれば、こういう効果が出せる」とか(書けねぇー!!)。
みんなジオラマを前にした少年のように、テンションが上がって、
ここから、さらに全てが動き出すわけです。
芝居を創るって、RPGゲームみたいなものでしょうか?
ゲームやらない私が、する例えでもないですが……。
オーソドックスなパターンの「○○クエ」みたいの想像してください。
最初、主人公は弱いわけです。
で、いろんなアイテム、鎧とか剣とかを手に入れて、強くなっていくんですよ。
自分の経験値も上がって、武器がどんどんイイヤツになってくると、
倒せなかった敵キャラも、難なく倒せるようになるわけです。
要するに、その武器や鎧のようなものが舞台装置なわけです。
ダンスだったり、役者が身に着ける衣裳だったりするわけです。
(衣裳プランも上がってきました!)。
そりゃあ、軽くて使いやすい武器を手に入れたら、強くなれると思いません?
魔術系という意味では、照明、音響でしょうか?
役者も鳥肌が立つほどの、「嘘を本当に変える」とっておきの魔法です。
で、経験値は……、やっぱり稽古回数ですかね(笑)。
要はいろんなものが揃ってくると、心強いという話です。
まだ稽古は始まったばかりで、仮題は山のようにあってビビっているのに、
早くも頼もしい見方が登場して、嬉しい一日でした。
稽古は、これまた最強のアイテム、川崎悦子先生のダンスの振り付けです。
先生に、いつもはダンス直前の1シーンを観ていただいて、振りを練って頂くのに、
今日はあちこち抜いて、3シーンも観て頂きました。
それだけ難解なことをやっているのでね(書けねぇー!!)。
明日もコツコツ経験値を上げに、稽古場に向かおうと思います。
台風なんかに負けるもんか!
P.S
今日は、成井さんのお誕生日をちょっと早くお祝いしました。
本当は、10月8日ですが、当日は稽古休み。
7日は脚本執筆の為、稽古場に来られないかもしれないから。
成井さん、早く我々にRPGでいうところの「地図」を、「地図」をください!
待ってまーす!
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