ラストスパート(木村玲衣)
こんにちは。
夏真っ盛りな木村玲衣です。
暑いですね。
夏バテしていませんか？
わたしは食欲が全く落ちず逆に困っています。
『時をかける少女』東京公演が半分終わりました。
劇場まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
初の舞台化、初主演、初日、初カーテンコール挨拶などたくさんの初めてを経験させていただきました。
大人の階段のぼった気がします。
今回のスケジュールは仕込み二日間からの初日をあけ２ステ、ソワレ、ソワレ、３ステ、マチネ。まさに怒涛の一週間でした。
頑張った。乗り切った。
劇場さん、スタッフさん、キャストのみんな、そしてお客様方。
めちゃくちゃ大変だったけど、きっといい思い出になる。…はず。(笑)
今週は早くも折り返しです。
ラストスパートかけちゃいますよ。
わたし今回出ずっぱりでいろんな方とお話しするんですけど、やっぱり舞台はなまもの。
１回１回全然違いますね。
表情、言葉、姿勢、目つき、仕草、汗のかき方、お客さんの反応。
心配性な両親も、大好きなおばさんも、ダンディーなおじさんも、うるさい幼馴染みの猟奇的な両親も、正反対な先生たちも、日々クロスするお医者さんたちも、初恋の人も。
何度やっても新鮮でおもしろい。
あんまり書くとネタバレになっちゃうからこのくらいにしときます。
最近webサイトのゲキ部にインタビューを載せていただきました。
http://t.co/NYhOdIbXxh
ここにも書いてある通り、わたしに主演なんて無理だと思ってました。
技術も経験も実力もないし、新人をあけたばかりで名前もろくに知られてないのに、30周年記念の大切な本公演を背負うことなんてできない、と。
お客様にも、ここまで劇団を守ってきた先輩方にも申し訳ないと思っていました。
でも周りの人たちが必死で支えてくれて、今日までやってこれました。
公演が始まるとお客様のたくさんの拍手、涙、笑顔に、ものすごいパワーをもらいます。
本当に心から感謝してます。
いまのわたしには熱量をお見せすることしかできません。
とにかくパワフルで前向きで勝気なマナツを一切手抜きなしで皆様にお届けします。
前一週間にいただいたパワーを恩返しする折り返しラスト一週間。
どうぞ見届けてください。
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