稽古進んでおりますが（真柴）
こんにちは、真柴です。
今回は演出として参加していますが、一応、アクターの端くれとして、私もブログを書く！と立候補しました。しましたが、昨日、写真を撮り忘れて、いきなりストップさせるという・・・すみません。
アクターといえば、以前、かわぐちかいじさんの『アクター』という漫画がありましたね。その中で、足の悪い人を演じる時、いかにも足が悪いですよという演技をした役者に対して、それは違うと指摘するシーンがありました。実際に足が悪い人は、できるだけそれを感じさせないように振る舞うはずではないか？と。
キャラメルボックスでも、というか私も、悲しい時に、いかにも悲しい演技を選択しがちです。そんな時、『アクター』を思い出して、違う違うと気付くのです。
と、真面目な話を書いておいて何ですが、昨日の稽古では稽古ストッパーが現れました。
今回の新作『君をおくる』では、登場人物たちが同じ感情を共有することが多く、それがなかなか難しい。なので、細かく稽古を繰り返しているのですが、とあるシーンで、さあもう一回、と始めた途端、とある人物が「ぶひゅっ」と本気で吹き出し、吹き出した本人以外の役者たちと演出席にいた私も「何がおかしいんじゃ！」と本気でツッコみ、続行不可能な状態に。
そうです、これが稽古ストッパーです。
私も、『サンタクロースが歌ってくれた』の稽古で、原田樹里が放ったギャグがツボにはまり、もう笑いが止まらなくてセリフが言えなくなり、稽古を止めてしまった経験があります。
・・・すみませんでした。
というわけで、写真は昨日の稽古ストッパーがお説教されているところ（注・やらせ）です。
『君をおくる』で、出ずっぱりの小多田くん。大変だとは思いますが、できればもうストッパーにならないでね。
ではでは、また。
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