『水平線の歩き方』まもなく終わります (岡田達也)
ども、岡田達也です。
今、岡山にいます。
グリーティングシアターも終わりを迎えようとしています。
仙台、山形、大垣、豊橋、そして岡山。
久しぶりだったり、初めての土地だったり。
良い出会いをたくさんしました。
まだまだ我々のことを知らない人たちがたくさんいることを思い知らされました。
30周年という時間にあぐらをかいている暇はないようです。
だって、これほどまでに待ってくれている人たちが、日本のあちこちにいることがハッキリしたのだから。
残念ながら、今は東京や大阪など、大都市を中心にしか芝居できないのが現状です。
でもでも、なんとかそれを打ち破りたい。
僕は鳥取という、日本で一番人口の少ない田舎町に住んでいました。
文化だって、流行りだって、そうそう届いては来ません。
そのことがコンプレックスだったりした時代もありました。
だけど「田舎者だから」「地方の人間だから」こそ得られたものはたくさんありました。
それゆえ「おらが村にようこそ!」だったり、「待ってました!」だったりという熱量は僕自身が理解しているつもりです。
この公演に携われて良かった。
この作品をもう一度上演できて良かった。
いろんな地方に行けて良かった。
本当にそう思います。
……こんな真面目な文章を書くと「おいおい、岡田達也、熱でもあるんじゃないか?」と言われそうですが、これは本音です。
本当は岡山公演の宣伝をしようかと思っていたのですが、チケットが完売で当日券が少々用意できる程度だそうです。
いや、それでも、まだ思います。
一人でも多くの方に観ていただきたい、と。
この『水平線の歩き方』を岡山の方に見届けていただきたいです。
たった一時間ですが、立派にキャラメルボックスの作品です。
僕たちは良くも悪くも欲張りなのです。
岡山のご当地ネタも用意してお待ちしています!
では、また。
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