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「きみがいた時間 ぼくのいく時間」千秋楽☆林貴子

身体は疲れているはずなのに、朝の5時半に目が覚めてしまった…!!
本番期間中はアドレナリン出まくりの林貴子です。

昨日はダブルチャレンジの片方の作品「きみがいた時間 ぼくのいく時間」の千秋楽でした☆

ご来場くださいました皆様、応援してくださいました皆様、本当にどうもありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

「秋沢里志」の人生を描いたこの作品。
わたしは本当に大好きでした。
だから、終わってしまった今、単純に、とても寂しいです。
もう片方の作品がまだ残っているんだから、いつまでも感傷に浸っていてはいけない!とわかっているんだけれど、やっぱり寂しいものは寂しいです。。

そうだ。
今回の作品づくりにおいて、忘れられない出来事があったので、ここに書いておこうと思います。

まだ稽古序盤の頃に、先輩の綾さんが、私にアドバイスしてくれたこと。

ダブルチャレンジで、2本同時に稽古が進んでいく中で、良くない意味でハマってしまう自分がいるんじゃないかという不安があって怖い…と怖気付いていた私に、綾さんがこう答えてくださいました。

「自分の役をどうするか?」ということに集中しすぎないほうがいいと思う。
この作品の中で、自分が共演者に対して、何が出来るかを考えることが大事だよ。って。

言われた瞬間に、ガツンときました。
そして、私は、そんなことも分かっていなかったのか…と恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
情けなかったです。そんなこともわかっていなかった自分が。

綾さんがアドバイスしてくれたこの一言が、とりわけ、今回「紘未」という役を演じるにあたり、わたしの中で大きな基盤となりました。

里志さんの為に、私は何が出来るかのか。
自分がどう舞台上に存在することで、物語が面白くなるのか。
自分のことももちろん考えたけど、それ以上に、周りへのアプローチにとにかく集中しました。
こんな気持ちで本気で稽古・本番に臨んだ公演は、恥ずかしながら、この「きみがいた時間 ぼくのいく時間」が初めてでした。
もう入団して8年も経つのに。。
何にもわかってなかったな、自分、コノヤロー!と思いました。

「秋沢里志」が精一杯生き抜いた「時間」。
この「時の輝き」が、お客様に伝わっていると嬉しいです。
どうか、伝わっていますように。

さぁ!!
今日が本当のダブルチャレンジ大千秋楽!!

張り切ってまいります☆
どうか、私達に会いにきてください。
劇場でお待ちしております☆


林貴子


2016-03-27 06:55  nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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はちぶち

貴ちゃんの紘未さんの、里志さんへの想いがあふれている、と思いながらみていました。
by はちぶち (2016-03-27 11:08) 

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