ダブルチャレンジ終了(西川浩幸)。
こんばんは、西川浩幸です。
東京は、花冷えの月曜日でした。
明日からは、ぐっと春めいてくるらしいですね。
ダブルチャレンジ『きみがいた時間ぼくのいく時間』『フォーゲット・ミー・ノット』全日程が終了しました。
たくさんの方に来て頂きありがとうございました。
昨日の千秋楽は、『フォーゲット・ミー・ノット』。本編が終わって一言挨拶をやって、恒例の三本締め。
今回の担当は、ついに覚醒した、ブレイクした、ノリに乗っていると評判の小多田直樹くんでした。お医者さん役だった彼の胸元には聴診器が…。
以下は、有識者から入手したダブルチャレンジ三本締めの全容を書き起こしたものです。
↓↓↓
(最初に拍手を煽って、チャンチャチャチャン)
本日はどうもありがとうございましたー。
→もう終わりかよ、というツッコミ多数。
ただいまご紹介に預かりました、キャラメルボックスの高倉健、小多田直樹です。自分不器用ですから…
→ぶーぶー、という舞台上からの声。
初めてご覧になられました方、三本締めというのは公演の終了を祝して、お客様とここにいるみんなで手を叩いて丸く収めようという、劇団恒例の行事と言いますか、茶番の押し売りでございます。もう少々お付き合い下さい。
→つかみはオッケー的な顔でニンマリする小多田おたちゃん直樹くん。
大阪は2月20日、東京は3月11日に幕を開けましたこのダブルチャレンジ、本日無事に千秋楽を迎えることが出来ました。
やってみると思ってたよりもなかなかハードな企画で、それでも毎日みんなで大変だーとか腰が痛いーなんて言いながらも楽しく最後まで誰も怪我することなく幕をおろすことが出来たのは、日頃応援して下さっている皆様、こうやって足をお運び頂いている皆様のおかげだと、劇団員、製作、スタッフ一同本当に感謝しております。
こうやっていつまでも皆様とお話していたいのは山々なのですが、私どもには退館時間というものがございます。トラックの手配もしております。しかもこのあと天候の悪化が予想されております。ですので、なんとしてもここで締めなければならない!
もし、ここで締まらないなんてことになりますと、私クロノススパイラルで39年前に行って、この日まで待って締め直さなければなりません。
→客席爆笑。回りからは、そんなに待つのかよっ、といヤジ、怒号
しかし残念ながら私にはその忍耐力はございません。
→普通ないわっ、というツッコミ多数。
まあ実際ここで締まらないと私各方々からいろんな圧力を受けてしまいます。
→どこからだよっ、といい声でツッコム筒井くん
ですので、どうか私の胸の内を皆様の優しさという聴診器で…
→早くやれよっっ、という西川浩幸と大きなツッコミ。(ここが一番言いたかったのですが西川先生につっこまれました…小多田おたちゃん直樹くんの告白)…やや目が泳ぎ始めました。
では駆け足ですが、三本締めに入りたいと思います。
演劇集団キャラメルボックス2016ダブルチャレンジ
『きみがいた時間ぼくのいく時間』『フォーゲット・ミー・ノット』大阪、東京全日程無事終了を祝しまして、お手を拝借。
よーチャチャチャンチャチャチャンチャチャチャンチャン×3
ありがとうございましたっ!
鳴り止まぬ拍手
チャン、チャチャ、チャン(胸に聴診器を当てる)
〜ドクンドクンという心臓音のSEが聞こえる〜
→きゃー、という客席からの悲鳴。
ど、どうする…。
→どうやら、心の声が聞こえるという設定らしい
考えろ、考えろ、俺っ!
→静まる客席。
そうだ、整えよう。バシッと整えてきれいに締めよう。
さーてと、何を整えるかな。
→軽いボケのつもりだと思うが、軽くスベる。
よし、整いました。
→自分でハードルを上げてしまったことに気がつかないらしい。
みんなに届け、俺の思いっ!
キャラメルボックスダブルチャレンジに関わったすべての方達、物達
と、かけまして
→おっと、謎かけだ。
蚊に刺された時の対処法ととく
その心は
→どうするんだ。
一つでも欠いたら(掻いたら)ダメでしょう
おあとがよろしいようで
→一瞬の静寂。やがて、ざわつく客席。ざわつく客席。さらにざわつく客席。何もなかったかのように右から左に受け流す舞台上の人々。「欠けるね欠けるね」とやさしく説明するS.O嬢。
とどいたーっ!!
(受けなかった時は、届いてなーいっ!!が流れる予定でした)
→とどいたーっ、が流れてたのは音響の早川さんの配慮なのか、単なる押し間違えなのか、はたまた小多田おたちゃん直樹くんの気迫なのか、今となっては知る由も無い。
→と、ここでSEが途切れる。
皆様、これが茶番です。
→客席からの拍手。こういう時の拍手が一番キツい。
でも感謝の気持ちに嘘はございません。
→もはや、誰の何を信じろというのか。
また、劇団公演、プロデュース公演で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
→これでおしまいなのか、と困惑する舞台上の役者たち。
本日は本当にありがとうございましたっ!!
→一同礼をして、客席通路から退場していく役者たち。それからの小多田おたちゃん直樹の行方は誰も知らない。
↑↑↑
ここまで。
いかがでしたでしょうか?
本当は、なかなかおもしろかったので、現場は盛り上がってましたよ。ね、おたちゃん。
そんな小多田おたちゃん直樹くんの次回出演作は『また会おうと竜馬は言った』です。きっと、いろいろやってくれると思いますので、皆さん、どうぞお楽しみに。
それでは、さようなら〜。
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