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インタビュー9 [嵐になるまで待って2016]

DSC_0146.JPGこの方で、このインタビューブログ最終回になります。笑顔が眩しいユーリ役の樹里さんです!

Q1劇団で唯一、グリーティングシアターに全参加している樹里さんですが、毎回グリーティングシアターの雰囲気は違いますか?

A1公演ごとに違うというよりかは、場所によって違う印象。共通しているのは、どのお客さんも迎え入れてくれている感じがあること。あと、グリーティングをやっていると感じるのは、キャラメルボックスを初めて見る人、もしくは芝居を初めて見る人の反応があること。それは土地によって違って、ここはずっと楽しみに待っていてくれていたんだな、ここは初めて芝居を見る人が多いのかなってやりながら、空気感で伝わってきます。その空気はやってみないと分からないし、どこも全然違う。

Q2稽古場や劇場で、よく幸吉くん(ゲストの一色さん)と二人で話し合いをしているのを見かけますが、どんな話しをされているんですか?

A2本当に日常会話の雑談をしている時もあるし、今日のあのシーンどうだった?とかを話してる。一色の洋ちゃん(そんな風に呼んでるのか)が本当に共演者とのコミュニケーションを大切にしている人で、稽古の最初から積極的に話しかけてくれて、自然に幸吉とユーリの関係になれた気がする。本番に入ってからも必ず開演前に話しをするようにしてる。これは洋ちゃんが言っていたことなんだけど、開演前ってそれぞれアップしたり、スタンバイをする自分の時間っていうのが必ずあるけど、そこでもちゃんと声かけてコミュニケーションをとることが大切だと思ってるって言ってて、私からも声かけるねって言ったし、お互い変に気を使わない関係になれてすごくやりやすい。良い関係が築けました(笑)

Q3何回も上演している作品なので、ベストユーリ、ベスト幸吉がいるっていうお客さんもいると思うのですが、稽古初めはどういうユーリを思い描いていましたか?

A3稽古が始まる前に、今までの嵐になるまで待ってを全て見て、そうしたら見事に全員が違うユーリで。この作品のこの役はこういうイメージというのが、再演ものをやる時はあるのだけど、ユーリはそれがあまりなくて。もちろん、根本の部分は同じなんだけど、全員が、自分らしさを大切にやっているのをすごく感じて、この役はこうやっていい役なんだなっていうのを稽古前に感じて。ただ、原作小説のユーリが私の中で一番しっくりきて、それは大切にした。幸吉くんとはどういうユーリでいくという話はしてないけど、小説に書いてある、ユーリと幸吉の心情はヒントになるよねって話はしてました。


さて、このインタビュー形式、これで9人分。やってみて分かりましたが、ものすごく難しい。今回は劇団の人や、ゲストの方というある程度知っている仲であっても面白い話しを引き出すのは難しかった。実際のインタビューであれば初対面でその人がどういう人でどう話しをもっていけば盛り上がるか瞬時に判断する力が必要なのだと分かりました。あと、相手を観察する力。この人はこういう風に考えているのか、この人は何を考えながら話しているのだろうとか、やってみなくちゃ分からないことがたくさんあって良かった。このインタビュー形式、またやるかどうか分かりませんが、次やる機会があれば、さらに面白いものをお届けできるように頑張りたいと思います。

それでは、グリーティングシアター2016嵐になるまで待って大千秋楽、行って参ります。

関根翔太


2016-11-03 10:28  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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