明日神戸開幕!(坂口)
神戸からこんにちは。
仕込み2日目、もう縫い物したくない坂口理恵です。
そして今、うっかり美人・大滝真美より「衣裳の漂白に失敗しました!」との連絡を受け取って、新たなピンチを迎えました。
どうなる、明日の神戸初日!
さて、今回、息子への愛情とヒゲが濃い・左東広之くんがネットで調べて決めてくれた、このブログの順番。
「もし、あなたが暗殺者だったら!」
ランキングの低い順、暗殺者に向いてない順にスタートしたわけです。
トップバッターが今回『ゴールデンスランバー』の主役・青柳雅春を演じる畑中智行。
出来レースかと思うような1人目!
「心優しき男の逃亡劇」の逃げる側だものね。
畑中くん自身、ただの缶コーヒー好きな平和主義者なので、暗殺者には不向きです。
野良猫と日向ぼっこでもしていてもらいたいところです。
そして昨日、回りまわってブログを更新したのが、お前のものは俺のもの・岡田達也。
感慨深いものがあります。
日頃、後輩達に「人殺し以外は何でもやった」と豪語している彼ですが、やっぱりやっていたいたんじゃないのかと思わせるレース展開になっています。
これが偶然なのが恐ろしい!
そして、これが順位の結果である。
……ほう。
この座組では、私が最も暗殺者に向いていることになる。
まあ、遠くはないですよ左東くん。
もちろん17位の私など、まだこれでも若輩物だ。
たぶん一桁台には冴羽獠や、上川隆也や、デューク東郷ことゴルゴ13といった、大物かつ大御所的先輩方がエントリーされていると推測される。
左東くん、わかっていると思うが、これ以上の詮索は命に関わるから、やめておいた方がいい。
君にも守るべき家族が出来たのだから。
言う通りにしないと、君の記憶を漂白しちゃうよ。
『ゴールデンスランバー』らしい展開になってきた。
今回は首相暗殺犯に仕立て上げられた男の、スリルとサスペンスに満ち溢れた逃亡劇という触れ込み。
例によって、スリルもサスペンスも全て人力で舞台上に出現させなければならない。
全力で逃げ回る畑中くんに、全員で刺激を与え続ける。
それは登場人物としてだったり、ある役割だったり。
それが、主人公とお客さんを巻き込めるエネルギーになれるように頑張るしかないわけだから、それが苦しい。
何でこんなに汗かいてるんだとか、何でこんなに息が上がるんだとか、何でこんなテンポで全てこなさなきゃなんないんだとか、 大変なことはいっぱいある。
でも、たぶんやらなきゃいけないことや、理想は、その大変の先にしかないのだから、「大変だー!」とか「何でこんなにー!」とかブーブー言いながらも、きっと我々はやるんだろうね。
負荷がかかった方が、 大きな物が生まれる。
それは何だか美しい。
今まで、舞台上や舞台袖で、たくさんそれを目撃してきた。
そんなこんなで、今年のクリスマス公演も、マニアックに楽しみにしているのです。
畑中くん頑張れー!
みんな頑張れー!
お前も頑張れー!
まずは漂白失敗問題から解決しようと思います。
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