小屋入りしました!(森下) [ながれぼしのきもち]
「ながれぼしのきもち」チーム、中野ザ・ポケットに小屋入りしました!
森下亮です。
仕込みではキャラメルの劇団員のみんなも舞台班、音響班、照明班、衣装班、小道具班と各部署に分かれて初日に向けての準備をします。
僕もアラポテ班として全力を尽くしました。
サンシャイン劇場がホームグラウンドなキャラメルボックス。
今回キャラメルとしては久し振りの小劇場公演。
お客さんとの距離もとても近く、非常に密度の高い空間になりそうです。
秋山光洋さんによる舞台美術がポケットに立ち上がったのですが、これがもうとっても素敵で。
空間が引き締まり、今回の作品の大きな力になってくれてます。
さらにここに照明が入り、音楽が入り、そこに僕らが立つ。
ついに初日が近付いて来たなと実感がふつふつと湧き上がる小屋入り初日が大好きなんです。
個人的にもポケットは劇団で東京に来て初めて公演した劇場なのでまたポケットでやれるのはとても嬉しいです。
さあここからは怒濤の日々です。
あと2日、しっかり準備をして初日を迎えたいと思います。
このひと月の間、これからの2日にどんなオーダーがあっても対応出来るための稽古をして来たのですから。
どうぞお楽しみに。
さて、2週目のブログテーマは旅の思い出。
僕はひとり旅の話を。
僕の初めてのひとり旅は箱根でした。
近!
なにしろ「1泊2日でとにかくひたすらのんびりする」がテーマだったので箱根が手頃だったのです。
そして目的地も、やることも決めない。唯一決まっていたのは「ロマンスカーに乗る」ことだけでした。
しかし朝になると強風でロマンスカーは運休。復旧の目処は立たないとのこと。
普通はすぐに急行に乗り換えるところですが、そこは気ままなひとり旅。
新宿駅西口改札の横のロマンスカー乗り場の目の前のカフェでロマンスカーが動くのをのんびり待ちました。
待つことも楽しめました。
待つこと2時間。
ロマンスカー運行開始。
そこからチケットを買い直すと、なんと憧れのロマンスカーの先頭席!
正直これを狙ってました。
普段なら発売から1分で売り切れる先頭に乗れるなんてなかなかないのでこれは嬉しかった。
心震えながら乗った先頭車両。
発車前は天井からゆっくり自動で階段が降りて来て、二階の運転席へ向かう運転士さんをお見送り。
パノラマに景色が広がる先頭車両の特別感はたまらなかったです。
めっちゃ近場なのに笑。
ロマンスカーのことばかりになってしまった…。
あとひとり旅のもうひとつの決め事は旅の間は写真を撮らない、一切SNSにアップしないということ。
これがまたのんびりに拍車をかけてくれました。
ただ温泉入っておいしいごはん食べてのんびり歩くだけ。満喫しました。
この旅してから新宿駅でロマンスカーを見掛けると「ロマンスカー…」とのんびりに思いを馳せてしまうのです。
旅の写真がないので中野ザ・ポケット。
僕らも「ながれぼしのきもち」という作品で皆さんを日常から少しだけ離れた旅にお連れ出来たらと思います。
劇場でお会いしましょう。
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