ラスト１（南十字星 坂口）
日付またぎました。
ラスト1ステージ前の坂口理恵です。
明日(もう、今日ね)、長い公演の終わりです。
稽古が始まった時は真冬だったのに、
今、桜が咲いてます。
満開です。
この芝居をやっているうちに、
1年の四分の一が終わりました(笑)。
さてさて、稲野杏那からの質問。
「舞台上から見たクロノスは、どんな眺めですか？」
……一言でいうと、美しいです！
クロノス・ジョウンターは生き物です。
舞台上の彼は、時には怒っているように見え、
時には優しく見守っているかのように見えます。
2005年に『クロノス』を初めて上演した時から、
それは変わりません。
彼が起動するとき、舞台上にいる私からは、
舞台袖にある仕掛けやら何やらが丸見えなのですが、
それ込みでクロノスは美しいです。
私の大切な共演者です。
でも、明日でお別れです。
なので、乗ってみました。
クロノスから見た、サンシャインの客席です。
西川さんも、岡田さつきも、毎日ここから見ています。
それも、明日で最後。
先週から、ラスト10ステージのカウントダウンが始まり、
1ステージづつ終わらせてきました。
『南十字星駅で』の西川さんの野方耕市も、
毎回1ステージで燃え尽きるかのように演じてきました。
特にクライマックスでは、
体が壊れてしまうんじゃないかと思うくらい、
1ステージ1ステージ生きてきました。
それも、明日で見納め。
終わらせないと、次が始まらないからね。
晴れやかな寂しさの中のお別れ。
ちょっとした、卒業式です。
みんなで頑張った装置転換。
装置転換！（←卒業式の呼びかけ風に）
美味しかった、すき焼き弁当。
すき焼き弁当！
本気で急いだ、衣裳の早替え。
衣裳の早替え！
眠かった6時半集合。
6時半集合！
嬉しかったお客さん。
お客さん！
ありがとう。
明日、晴れやかにお別れです。
さてさて、よくしゃべって、よく頑張った岡田さつきさんへ。
最後のバトンです。
25周年記念第一弾のこの公演、いかがでしたか？
それでは、明日、無事千秋楽が終わって、
バラシの最中、どこかで桜がチラ見できますように！
みんな頑張りましょう。
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