スイス～イとはいかない もも [どうでもいいこと]
とうとう、あのことを書く時がきたようです…。今、思い出しても心臓に悪い。
ども、最近うっかり、パク・ヨンハ好きになったのはいいが、あまりにうっかりすぎて、パク・ヨンハの顔を思い出そうとするとうっかり、後輩の多田直人の顔が浮かんでくるももこ、こと岡田さつきです。
まー君こと多田直人は私の弟によく似ています（うちの弟はパッチリ目玉ですが）。弟と妹は似てないけど、私は弟と妹に似てるんです。てことは、パク・ヨンハは私に似てるってことでしょうか？…正統なファンから苦情がきそうなんでやめときます（＾＾；）。
それは、ベルンにお買い物に行った夜のことです。
一緒に行った友人Yちゃんと明日の話をしていたのですが、会話がかみ合いません。
もも「有名なチョコレート屋さんに行ってお土産買わないとね」
Y「そうだね。じゃあ私は、今日行けなかった博物館に子供を連れていくから、帰ってきたら行こうよ」
もも「え？そんな時間、ある？飛行機、１時ぐらいじゃなかった？」
Y「……飛行機？」
もも「空港には１１時くらいにはいないとマズクない？」
Y「えっっ？明日、帰るの？」
気付かずに１０分ほど話していましたが、なんと、Yちゃんは、到着日を間違えただけでなく、帰国日まで間違えていたのでした！！…本当はしっかりしてるんです！だって看護師さんですよ？二児の母ですよ？
その日暮らしの私に比べたら、銀行の信用度はダン・チです！。
その時にもっとよく確認すれば良かったのですが、結局、私と現地友人Mちゃんで朝、チョコレート屋に行ってYちゃんの分も買ってくることになりました。
外国はやっぱりアバウトです。９時半開店のその店にお店の人が現れたのは９時３３分。
日本ではあり得ません（昔、バイトしてたトコでは鍵を持ってるマネージャーが遅刻して、開店が１時間半遅れたことはありましたが、彼は後にクビになりました）。
で、チョコも買って、お土産を全て揃えて、空港へはパートナーさんが送ってくれました。
ああ、さらば、スイス！
行けたら死んでもいいと思っていたけど、また来たくなったぞ！（＾＾）！
と、思いふけるには時間がありすぎなので、いろいろお店をみていたら、早速、子供たちのオネダリが始まりました。
お兄ちゃんは高額な木のおもちゃ、妹はオルゴール。Yちゃんの足はそこでとまりました。
母たるもの、子供との交渉術も身につけねばなりません。
「買ってもいいけど○○のお手伝い、できる？毎日だよ？」
…なるほど…。母はネゴシエーターなのだな、と感心しつつ、時間もヤバメなので、私だけは出国審査の列に並んでいました。
やっと親子がその列に並んだ時、ゲートクローズまで２０分。
でも、スイスでは高額な買い物の税金を返してくれるシステムがあるので、諦めきれないYちゃんは、空港職員に「次ぎに来た時でも返してもらえます？」と訊いたのだった。
すると、空港職員が「オーッ！」と言ってYちゃんを連れて行ってしまった。
とりあえず、子供と私だけ出国審査を終えたが、私たちのゲートはA-２。ここは、A-８…。
私は考えた。以前友人と海外に行った時、「まだ大丈夫だよぉ～」と言う友人に「怖いから」と言って、早めに行ったら、バスに乗って行かなきゃいけないゲートで間一髪だったことを…。
「いい？お母さんがきたら、A－２にダッシュって言って走るんだよ」とお兄ちゃんに言い残し、重い荷物と下の子を連れ、A－２に向かった。
やはりか…遠い…。私の判断は間違っていなかった。
しかし、お兄ちゃんとYちゃんだけならダッシュできるはずだ。
A-２まで行くと「○○？」とYちゃんの名前を訊かれた。相当、ヤバイ。
とりあえず、パスポートを渡し、Yちゃんに電話。つながらない。
またしても黒人（名前つける余裕もなし。ごめん）に「残りは？」と訊かれ、「ええっと、彼女は…税金ってナンだっけ？ああ、タックス！タックスを返してもらいに…って何？ブリングバック？」
私以上に職員があせっている。本当にビリのビリらしい。
私に言えたのは彼女はエアポートオフィッサーと一緒、ということだけ。
すると、黒い彼は私の腕をつかんで、「オマエだけ乗れ！」と言う。
もぉ、「ノーノー！子供置いて行けない！」と言うと、彼は「あ～あ」というカンジでパソコンをいじりはじめた。
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