再びこんにちわ!ゲストの井俣太良です。

台詞も段取りも一通り付いてきました。
でも、まだまだですね(笑)

キャラメルボックスさんの演技メソッドには、物語展開のスピード感を出しながら、感情の動きをわかりやすく、大きく提示していかなければなりません。
でも大きくすればするほど、そのスピード自体は落ちていく。

だからその大きさをキープしながらスピードを上げていく作業に入る。

そしてスピードを更に上げていくと、お芝居が今度は次第にフラットになっていく。

フラットになって来たら、立てるべき場所と少し待つ(余裕を持つ)場所を厳選していく。

その繰り返し。。

全く何のことやらと思うかも知れませんが、

俳優の演技に向かう姿勢って、こういう言葉にしづらい曖昧なものを緻密に構築していく作業だったりするのです。


キャラメルボックスさんには劇団少年社中と違って、若手の方が沢山います。

わからない事や気づけてないところを彼等に指摘出来るというのは、何故か僕自身にも響いてくる言葉だったりするのです。

教えながら、教えられる。

不思議ですね。
そしてそんな日々が、毎日楽しいです。


残り約一週間。
自分にしか出来ない事をやり切ろうと思います