どうも、ウォッチャー石橋です。
まず再演できること、そして今回もまた参加させてもらえることに感謝いたします。

この作品で僕が演じているウォッチャーという役は、これまでの経験の中でも特別なものです。あらためて台本を読み返し、さらに演じてみて、より一層その魅力を感じています。
これが再演というものですね。

初演ではたどり着けなかったこと、また気づけなかったこと、それを二年の月日を経て重ねたものによって、理解し実感し実在させることが出来たらと思っています。

無伴奏ソナタは、とてもおもしろい作品です。

いろいろなことが便利に合理的になり、ずいぶん過ごしやすくなっています。でも、しんどいことは減りません。毎日、嫌なことを見たり聞いたり、しでかしたりです。
でも、ちょっとした時、ちょっとした場所に、笑顔はあります。
小さな奇跡はきっと起きています。
少なくとも劇場ではそれを起こすことができる。それを信じて僕らは演劇をやっています。

どうぞ、この感動作を劇場に観にいらして下さい。
奇跡を起こすべく、みんなでスタンバイしています。


みなさん稽古場風景を載せているようなので、僕も写真を何枚か。
稽古靴コレクションです。さて、どれが誰のものでしょう?
想像してお楽しみください。
ではでは。